everyday-arakakiの日記

毎日自分らしく「活きる」がモットー

何気ない光景からヒントを頂く

どーも。本日もめげずに投稿していきます。

 

本日は午後からスタバに行き作業しておりました。明後日、仕事で使う資料と流れを整理ためです。まぁ、良くある時間の過ごし方です。

 

 

 

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席に座り、カタカタとパソコン、書き書きとメモ用紙にインプットとアウトプットを繰り返しながら、ひと段落して、ひと休憩を挟む。ふと周りに目線を配ると、たくさんの人が席で話し込んでいる。左隣の男女は話が弾んでいない様子、右隣の男性は参考書を広げ、黙々と勉強している、左前方向は女子会で盛り上がっている、右前方向にはシニア夫婦がいた。

 

 

このシニアの夫婦に目が止まってしまった。

美味しそうにケーキを頬張っている姿は微笑ましい。周りの若者に混ざって、スタバを利用してイカしているぜ。何を話しているかはわからないが、旦那さんが一生懸命熱弁している様子で、奥さんが笑顔で頷きながら、話を聞いている。

 

よくある光景のようにも思えるのだが、この奥さんの頷きが絶妙なのだ。熟練の技のように気持ち良い頷き、笑顔と共に繰り出される迷いのない頷き、旦那さんも熱弁するぐらい前のめりで話をさせてくれる頷き、なんというか引き込まれてしまった。

 

その奥さまがどのような経緯で習得されたのか、個性なのか、定かではないが、旦那さんに対する心からの尊敬の念ではないかと思う。実際のところ、聞いてみないとわからないが、そう思わさせてくれるほどの姿勢だった。

 

 

話をするより、聞くのが好きという人をよく見かけるが、人は全身全霊で話を聞くようにはなっていない。僕の経験上、人間の体力には限界がくるのだ。話を聞いているのではなく、話を聞き流しているのが正解に近いかもしれない。みなさんも経験あるのではないだろうか。

 

本当に話を聞くには心の底から覚悟を持って、話を聞かないとその人のことは理解できない。だって、人はみな違うから、ニュアンスや雰囲気が近くても、全く同じにはならない。グラデーションのようになっている。だから聞くって本当は難しい。難しい技術。

 

人間には口は一つなのに、耳は二つある。なぜだろう。その意味を理解できた時、本当に聞けたという瞬間がくるかもしれない。

 

僕は話を聞く時はできるだけ、時間を取るようにしています。なぜなら、聞き流す上に集中力が持たないから。今の僕には時間と環境を用意することが不可欠なのです。

 

 

あなたにとって聞くとは?

 

ではまた明日!